もしもフォルスクラブに上場をテーマにした楽曲があったら
上場とは証券取引所で会社の株式をいつでも自由に購入可能になる事で、いわゆる上場企業と呼ばれている会社はこの証券取引所での株式が公開されている状態を指しています。つまるところ上場をテーマにした楽曲などなく、あったとしてもナンセンスです。
しかし「もしもフォルスクラブに上場をテーマにした楽曲があったら」をテーマにした以上、放り出すわけにもいきません。そのためもう少し突っ込んでいきます。
まずどのような楽曲にするのか
フォルスクラブは手軽な学習サービスをモットーにしているため、ヒップホップやロックといった嗜好に偏ったジャンルは却下です。有名なアーティストに校歌を依頼する事例は多々ありますが、その校歌だってJ-POPという感じはなく、せいぜい合唱曲となっています。そもそも学習もとい教育である以上、選べるジャンルは限られているので上場をテーマにするとしたら親と子供が歌えるようなファミリーソングが理想的です。
具体的な例を挙げるならどんな曲か
具体的な例を挙げるならまず、アンパンマンの主題歌「アンパンマンのマーチ」は外せません。
「アンパンマンのマーチ」はアンパンマンの生みの親であるやなせたかしさんが直々に手掛けた歌詞を採用しており、そこに込められた意味は広く知られています。元々アンパンマンが自分のエネルギーの源である頭部のパンを与えてくれるのは正義の味方だからではなく、「お腹が空いた子供を助けるため」や「優しさのシンボル」など深い意味がありますが、主題歌にはやなせたかしさんなりのポリシーがあるのです。
「子供番組のスーパーマンを見るのは好きだけど、辺りを滅茶苦茶に踏み荒らしても被害者に謝らないのは納得いかない。自分たちが本当にスーパーマンに助けてもらいたい時は旅先でお金がなくなった時や失恋して死にそうな時など、そういう細かいところに気がつく優しいスーパーマンでいてほしい」と語っています。このように深い意味が込められており、また「子供向けだからこそ大人でも耳を傾けたくなる歌詞にしたい」というポリシーもあって「アンパンマンのマーチ」は生まれました。
こうした意味を知らなくても幅広い世代から愛されている主題歌は他にもあり、「ドラえもん」や「プリキュアシリーズ」など子供のヒーローが主です。すなわちフォルスクラブもまた、もっと子供のヒーローになるべきとも言えますが、楽曲に関しては歌いやすさが重要となります。
余談ですが上場だけに上場にかけ、アニメ「デュエル・マスターズ」の主題歌である「未来はジョージョー」などダジャレで攻めても面白いかもしれません。
もしもフォルスクラブの音感育脳システムに上場をテーマにした楽曲が収録されたら、みんなやるだろうか
結論から言えば難しいです。
いかにフォルスクラブとはいえ、そんな歌がない以上推論を重ねてもデータがないので妄想に近い説となります。100歩譲ってあったとしても、フォルスクラブはサービスを縮小中なので新しく手掛ける余裕はないです。要するにフォルスクラブで音感育脳システムがあったとしても、上場をテーマにした曲は選ばれないと断言できます。