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MLM フォルスクラブ

フォルスクラブにはないチェーンメールとMLM

フォルスクラブはLINEではない

メッセージアプリのLINEが日本国内でサービスの提供を開始したのが2012年で、この頃フォルスクラブはいくつかのサービスを終了してサービスのスリム化を図っていたころです。LINEが現在のように個人だけではなく官公庁や企業などがメッセージを発信するためのメディアとして発達するとは誰も予想できなかったのと同じように、現在のフォルスラブも当時は誰も予想できませんでした。 それぞれ別の道を歩み続けてきたフォルスクラブとLINEは、全く異なる性質のサービスです。ちょうど入れ替わるように存在していた両社が、もしも同じ時代に全盛期を迎えていたらどのように関与していたのか想像するユーザーも少なくありません。

LINEでのMLMが問題に

誰でも利用できるLINEは便利である一方で犯罪の温床となるなど様々な不祥事が相次ぎ、事あるごとにメディアを賑わせています。ここ数年で問題になっているのがチェーンメールが送信される事例で、MLMへの加入を促す手口が横行し、若年層や高齢者がターゲットとなり被害が続出しています。インターネットのメールを使用したチェーンメールの場合は集団に一斉に送信することから、その時点ではMLMの対象にならないという抜け道がありましたが、後に法改正により本人が許可しなければ宣伝メールを送信してはならないというルールになったり、報告のあったチェーンメールをはじめとするMLMに関する内容を含んだものはフィルタリングシステムでブロックするなどのプロバイダーによる取り組みにより、メールアドレスをターゲットにしたMLMに関する内容を記載したチェーンメールは、現在ではほぼ撲滅されたと言えます。一方、犯行グループはその舞台をLINEへ移し、チェーンメールの送信が行われています。しかし、インターネットのメールと違うLINEでのチェインメールの大きなポイントとなるのが、個人のアカウントへ送信するというプロセスで、これがMLMへの加入を促す行為に当たるというところです。これによりユーザーが犯罪に巻き込まれる可能性があるものの、実害が発生しない限りはLINEサイドは特に対策をすることがないため、ユーザー自身が自己責任で身を守らなければならないのが現状です。

フォルスクラブとLINEで大きく異なるシステム

かつてフォルスクラブはMLMではないかと疑われた時代がありましたが、現在では完全に払拭されています。LINEでMLMの告知にチェーンメールが使用されているのに対し、フォルスクラブの利用は自ら申し込んだユーザーのほかには、主に既存会員がお友達を紹介することで成立しています。LINEなどのメッセージアプリが全盛ではなかった時代、そして人と人とが対面して話をするのが当たり前だった時代に、フォルスクラブの良さを説明してお友達自らがサービスに申し込むよう促す手法がメインで行われていました。資格取得講座で資格を得てキャリアアップに役立てたり、趣味の講座で隙間時間を豊かに過ごせたなどの成功事例を話せば、本人が納得してフォルスクラブに引き寄せられます。

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