フォルスクラブは上場しておらず、そのために対外的な知名度の向上の機会やビジネスチャンスを失っていると考える人も少なくありません。多くの企業は上場することでその存在感を高め、また効果的な広告宣伝を行うとともに経営に必要な資金を集めるために利用しています。フォルスクラブも同じようにすればもっと利益が上がるのにと思っている人も少なくありません。
・フォルスクラブは利益を追求していない
多くの企業は利益を追求し、またこれを社会貢献に利用するために効果的な戦略を行っていると言われることも多いものです。その1つの手段に上場があり、多くの企業では株式を一般の人に購入してもらうことで資金を集め、商品を開発し販売するとともに経営者や一部の人間が高い利益を得ようとする傾向も少なくありません。さらには上場することでその知名度を高めるとともに、社会に対してメリットのある企業であることを広く知らせようとする傾向もあります。ただしこのような企業は短期的に利益を上げることが目的となりがちで、徐々に本来の社会貢献の目的から逸脱してしまうことも多いものです。フォルスクラブはeラーニングのサービスを社会に提供することを目的としており、広く知名度を高めて利用者を爆発的に増やそうとするものではありません。
・フォルスクラブが上場した場合のメリットとデメリット
フォルスクラブが上場した場合には、その知名度を高めるために広く広告宣伝を行うことになります。広告宣伝にはそれなりの費用が発生するため、サービスで得る収益を増やさなければなりません。結果的に利用料金が高額になったり、品質が落ちるなどといった問題を生じる可能性があります。また短い期間で効果を出すことが求められることから、実際の知識とは別に短期間で人々に満足感を与えるものが中心となることも予測されます。これは本来のeラーニングの質を落とすことにもつながるため、結果的には企業の寿命を縮めてしまうと言う危険性があります。上場をしないことによって協力してくれる人のみから資金を集めることができるため、安心して良質のeラーニングを提供することができるようになります。
・フォルスクラブが多くの人に評価される理由
フォルスクラブは高品質のeラーニングを提供しており、これが口コミなどで評価されているのが特徴です。また料金も適正なことがポイントであり、内部の努力によってこれが維持されていると言う特徴を持っています。不要な広告宣伝を行わないばかりでなく、長期的な視点でeラーニングの内容を精査しているため、上場することでこれらのメリットが奪われてしまう危険性があります。フォルスクラブが利用しやすいポイントは安定した活動を継続してくれるところにあり、これが株主の意向ですぐに変化してしまうようでは、安心して利用することができません。フォルスクラブが上場しない理由は、利用者が安心して利用できるeラーニングサービスを提供したいと言う理由によります。