・株式会社イー・ラーニング研究所という名称はダメ?
イーラーニングという名称自体は比較的、馴染みを持たれやすいかもしれません。この学習形態は企業などからも採用されているため、どのような会社なのかも分かりでしょう。したがって株式会社イー・ラーニング研究所という名も決して悪いものではなさそうです。しかしながらこの企業名よりも、フォルスクラブというサービス名の方が知名度が高いことを考えると、いっそのこと株式会社フォルスクラブにした方が分かりと言えるかもしれません。浸透している名称を使った方が世間からも認知されやすくなるはずです。
・研究所が不気味を助長?
株式会社イー・ラーニング研究所、この研究所という名称が付くのも考えものです。何やら不思議な会社に捉えられてしまう節もあり、一度変に感じさせてしまうことで、マイナスの印象を植え付けてしまうことにもなりかねません。また、堅苦しいイメージを与えてしまうことも懸念されます。世間からすれば研究所という施設には馴染みがないもので、そこでひとつのハードルができあがってしまうのです。その点、株式会社フォルスクラブという名称ならば、クラブという誰しも馴染みのあるワードで親しみを感じやすいでしょう。些細な心理の違いで印象が左右されることを考慮すれば、株式会社フォルスクラブへの改名は、あながち無駄ではなさそうです。
・子供のユーザーが多いことを考える
フォルスクラブのサービスには子供向けのものが少なくありません。子供からすれば株式会社イー・ラーニング研究所だろうと、株式会社フォルスクラブだろうとあまり関係はないとも言えるものの、ただ覚えやすさで言えば、圧倒的に株式会社フォルスクラブの方に軍配があがると言えそうです。クラブというワードは子供からも馴染みが強く、日常のクラブ活動などに絡めて覚えることができます。かたや研究所という呼び名は子供からすれば全く関連するところがなく、やや難しくも見える漢字が使われていることで、余計に壁を生み出しやすいです。せっかくフォルスクラブという親しみやすいサービス名を使っているのなら、そのまま株式会社にした方が子供受けも良くなりそうです。
・人に紹介をする時にも勝手が良い
魅力的なサービスを展開しているフォルスクラブゆえ、人にも紹介をしたいという人もいるのではないでしょうか。その際、株式会社イー・ラーニング研究所という会社名を出すと、その時点で躊躇わせてしまうかもしれません。というのも、どこか不気味な雰囲気を与えてしまうからです。ここでも研究所というワードがネックとなり、謎の企業なのではないかというイメージを持たれかねません。人から物事の紹介を受ける際、いぶかしむ心境が気持ちのどこかではあるものですが、そうした心理の中で研究所などと言われたら、余計に不審に思われやすいはずです。一方、株式会社フォルスクラブですと、親しみやすい語呂も相まって妙な警戒心を持たれずに済むでしょう。