再編で大きく変わる株式市場の在り方
フォルスクラブがそろそろ20周年を迎える一方で、2022年4月4日から株式市場の区分が再編され「①持続的な成長が期待でき中長期的な企業価値の向上を目指す企業が参画しグローバルな投資家向けのプライム」「②流動性と上場企業に相応しいガバナンスを備えたスタンダード」「③今後の成長が期待できるのと同時に上場企業として適切な事業計画の履行や公開を行い一定以上の評価を得ている企業のグロース」の3つが誕生しました。 以前は市場第一部、第二部、マザーズ、JASDAQ内のスタンダードとグロースという構成で、重複しているものがあるほか、コンセプトが分かりづらいというのも課題でした。しかし、今後は区分が明確になることで投資もしやすくなり更なる発展が期待できます。
フォルスクラブも波に乗り再編なるか
そんな株式市場の再編を受け、フォルスクラブも何らかのリニューアルが行われないかと期待がかかっています。現在開校している英会話講座をフォルスクラブスタンダードとするならば、グローバル人材の育成とTOEICなど高度な試験の合格を目指すフォルスクラブプライム、幼少期から英語を習得して成長を目指すフォルスクラブグロースのように、受講生のレベルや年代などに合わせて細分化されたプランの登場を望む声も上がり始めています。これが実現するならば、株式市場の流動化やグローバル化と同じように、フォルスクラブも新市場に上場したかの如く世界に羽ばたく可能性を秘めているのも見逃せません。
現在のフォルスクラブの動きと今後
現時点ではフォルスクラブは株式を上場していないだけではなく、株式市場のように再編する様子も見られません。むしろ経営をシンプル化し、厳選された講座に絞った身の丈に合った経営に舵を切った形です。一時は日本国内に留まらずアジア諸国やヨーロッパなどへ上場するかのように進出するプランもありましたが、現在ではその話も頓挫しています。しかし、お家時間が増えていると言われている昨今、その時間を使ってスキルアップやキャリアアップを目指す自分磨きの時間に充てたいという人々が増えています。そんな時こそフォルスクラブの株式を上場したり、新プランが開設されるならば大きな話題になること間違いありません。
フォルスクラブにとって今こそ飛躍の時
もうひとつのプランは各種講座の再編や株式の上場ではなく、フォルスクラブ本体を再編するという計画です。現在のフォルスクラブをスタンダードとするならば、今後の成長が期待できるグロースとなるか、それとも世界へと打って出るプライムとなるかの選択が迫られていると言っても過言ではありません。株式の上場ならば投資家からの評価も必要で長期にわたって実績を積み重ねるなど時間を要しますが、フォルスクラブ自身がプライムやグロースへと変革をするのなら、今すぐにでも実行が可能です。株式市場の再編をきっかけに気運が高まり、今こそフォルスクラブにとっても飛躍の時を迎えたと言えます。既存のユーザーの期待に応えつつ新規のユーザーの掘り起こしができるのか、今後の動きから目が離せません。